新規作成時にYが上、あるいはZが上になるように設定する
Fusion360ビューキューブのY軸とZ軸を入れ替える(既定値を変更)
STEP
画面右上のプロフィールアイコン、もしくはアカウントのイニシャルが表示されている箇所をクリックし、基本設定を選択
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基本設定を開いたときに見えている画面(一般)の中の既定のモデリング方法を変更する
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現在開いているファイルや古いファイルには適用されないので、新たに新規デザインを作成すると設定した方向が上になっています。
既存のファイルのY方向Z方向を入れ替える(任意の方向を上にする)
ビューキューブで上方向としたい方向の面を選択し、上方向としたい面を真正面から見ている状態にする
ビューキューブを右クリック、あるいはビューキューブの右下の謎の記号を選択し、「現在のビューを次のように設定」から「上」を選択する
中途半端に斜めな状態で実行するとモデルが基準位置に対して斜めになったような状態になります。
ビューキューブを活用して角度が狂っていない状態で実行してください。
Yが上か、Zが上かで何か違いや問題があるの?
致命的な問題は起きませんが
レンダリング時の影は上方向から光が当たって下方向に影が落ちます。
製造で加工データを作るときはZ方向から工具が下りてくる設定となります。
方向を変える設定は用意されているので作り直しになることはありませんが、あらかじめ向きは意識して作り始めた方が後の工程がスムーズになります。
なぜYが上だったり、Zが上だったりするの?
多くのソフトのXYZの座標系は右手系(デカルト座標)というルールに則ってはいるので、Yが上でもZが上でも同じ座標系で表現できるので問題ありません。
どちらを上にするかはソフトの用途によって異なり、CG業界ではYが上、製造業界ではZが上のものが多いです。
3DCG業界(MAYAやMikuMikuDanceなど)ではZは奥行き
製造業界ではZはXY平面(図面)に対する高さ、というイメージで
奥行きという言葉をどう捉えるのかの差異によって違っている感じでしょうか。
正直統一してほしいですね。